
美容皮膚科
美容皮膚科
一般皮膚科では皮膚の病気の治療を主目的としておりますが、美容皮膚科は「さらなる肌の美しさ」を追求し、保険治療では解決できないお悩みに対しても安心できる治療を提供いたします。
たとえば、シミにはさまざまな種類があり、それぞれの症状や原因に合わせた治療が必要です。美容皮膚科では、丁寧な診察を通じて症状を正確に見極め、最適な治療方法をご提案いたします。
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また、当院は保険診療も重視しておりますので、たとえアトピーなどの皮膚疾患がある場合でも、疾患が落ち着いた状態であれば、脱毛やレーザーなどの美容治療を受けていただくことが可能です。皮膚科専門医として保険診療で培った確かな実績を背景に、患者様一人ひとりのお肌の状態やご希望に応じた最適な治療をご提供しております。
「しみ・くすみ」は、紫外線の影響、加齢、ホルモンバランスの変化などが原因で皮膚に生じる色素沈着の一種です。見た目の印象に大きく影響するため、正確な診断と個々に合わせた治療が大変重要です。ここでは、特に以下の4種類について詳しくご説明いたします。
老人性色素斑
長年の紫外線曝露や加齢により、皮膚内にメラニンが局所的に蓄積して発生する斑点です。俗に「年齢とともに現れるシミ」として知られています。顔、手の甲、腕など、日光にさらされやすい部位に多く見られ、丸みを帯びた形状で、色は茶色から黒色。境界が明瞭なものが多いのが特徴です。治療方法は、QスイッチルビーレーザーやIPL(光治療)により、ターゲットとなるメラニンを破壊し、シミを薄くする治療が行われます。他には、ハイドロキノン、レチノイドなどの外用薬を使用し、メラニン生成を抑える美白治療を行います。
雀卵斑
遺伝的要因と日光曝露が関与して生じる小さなしみで、いわゆる「そばかす」です。主に顔や上半身に見られ、特に若い年代で顕著な傾向があります。小さく、均一な色調で、日光を浴びると色が濃くなることがあります。治療方法は、QスイッチルビーレーザーやIPL(光治療)により、効果的にシミを薄くすることが可能です。
肝斑
主に女性に多く見られる、ホルモンバランスの変化(例:妊娠や経口避妊薬の使用)が背景にある濃い茶色の斑です。左右対称に出現するのが特徴です。頬骨、額、鼻梁など、顔面に現れることが多く、境界が不明瞭で、濃淡のある広範囲な色素沈着となるため、単純なシミとは異なる印象を与えます。治療方法は、トラネキサム酸の内服治療を行います。レーザー治療で返って悪化する場合があるため、専門医の適切な診断を受けることが必要です。
後天性メラノサイトーシス
成人期以降に出現する色素性疾患で、真皮層にメラノサイトが存在するため、青みや灰みを帯びた斑点として現れることがあります。顔面や体幹部など、症例により発生部位は異なりますが、目立つ部分に出現することが多く、色調が均一で、境界がはっきりしている場合と、やや不規則な形状を呈する場合があります。Qスイッチレーザーを用いて、深部のメラニンに働きかける治療が効果的ですが、他のしみよりも治療に回数を要する場合があります。
当院では、最新の治療法と豊富な経験に基づいたオーダーメイドの治療プランで、患者様一人ひとりのお悩みに真摯に向き合っております。お肌のしみ・くすみでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。安心・安全な治療とともに、美しく健康なお肌作りを全力でサポートいたします。
医療脱毛とは、医療機関でのみ実施できるレーザー脱毛のことです。
高出力のレーザーを使用して毛根や毛母細胞を破壊し、永久脱毛効果を得られます。
エステの光脱毛と比べて効果が高く、少ない回数で脱毛が完するのが特徴です。
当院では、GentleMaxProPlusを使用し、安全かつ効率的な医療脱毛を提供しています。
AGA(AndrogeneticAlopecia)は、男性ホルモンの影響で進行する脱毛症です。
特に20〜40代の男性に多く、額の生え際や頭頂部から徐々に薄毛が進行します。
原因は主に、遺伝とホルモンバランスです。男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、このDHTが毛根に作用して毛周期を短くし、毛が十分に成長する前に抜けてしまいます。
進行パターンは、生え際が後退するM字型、頭頂部が薄くなるO字型、全体的に後退するU字型などがあります。初期は、抜け毛が増えたり、髪が細くなることで気づくことが多く、進行速度は比較的早いため、放置すると数年で目立つ薄毛になります。
内服治療にはフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)が有効です。これらは、5αリダクターゼという酵素を抑えてDHTの生成を防ぎます。ミノキシジル外用薬は、毛包を刺激して発毛を促します。男性用は5%の濃度が推奨されています。
FAGA(FemaleAndrogeneticAlopecia)は、女性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れで起こる脱毛症です。
特に40〜60代の女性に見られ、髪全体が細くなり、分け目や頭頂部のボリュームが低下します。原因は、加齢や出産後のホルモン変化、ストレスなどです。女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、毛の成長期が短くなり、毛が細く短くなってしまいます。
特徴としては、分け目や頭頂部を中心に髪全体が細くなる「びまん性脱毛」があります。髪のボリュームが減り、地肌が透けて見えることがあり、進行はゆっくりですが、放置すると薄毛が広がります。
治療は、ミノキシジル外用薬が推奨されており、女性用は1%の濃度が適応です。毛包を刺激して発毛を促進し、髪の太さやボリュームを改善します。
ピアスを開ける際は、医療機関での施術をおすすめします。
清潔な環境と専門的な技術によって、感染やトラブルのリスクを最小限に抑えることができます。また、医療用ステンレスやチタンなどのアレルギー対応ピアスを使用します。
当院では、専用のピアッサーや医療用ニードルを使用し、アフターケアの指導も行っています。
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